ロシアンメソッドって何??(2)~重量奏法~

ロシアンメソッドを特徴づけるものとして、一つ重量奏法というものがあります。

重量奏法とは、腕や肩、背中、腰、といった体の全体の「重み」を使って演奏する奏法です。

これは、脱力によって楽に演奏するための奏法ではなく、音のニュアンスやそこに込められた精神性を、大ホールの隅々にまで確実に届かせるに足る「響き」を纏わせるためのものです。

これはピアノという打楽器を如何にして歌わせるのか、という発想に基づいています。

メソッドといっても、それは誰もに共通した一定の効果をもたらすような、万能の奏法ではありません。私たちの体はそれぞれがそれぞれに違い、これをしたから誰もがこう弾ける、といったものではないのです。

このメソッドの本質は、自分の体の重みを使ってピアノから豊かな響きを引き出すにあたり、自分の体の内側から感じるものの感触を掴んでいくことにあります。

音楽を奏でる上で直面する様々なテクニック取得する過程のまず始めに、自身の身体や意識をどう使うのか、そして音をどう捉えどう感じるのか、
を徹底的に学ぶことがロシアンメソッドの第一歩目であるといえるでしょう。

松岡音楽教室
松岡優明(ゆうま)

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