「美しい音色」は、選ばれた人のみに与えられた「才能」なのでしょうか?

大学時代、

良い音っていうのは持って生まれ持ってきたものなのよ。

なんていう台詞を良く耳にしました。

憧れの「」。

それは、生まれもって来なかったために

残念ながらも、

諦めなければならない、

決して叶わぬ「憧れ」なのでしょうか。

そこへたどり着くために、

決して曖昧ではない具体的な

知識や手段」を

学ぶことは出来ないのでしょうか。

私はそうではないと思います。

美しい音には秘密があります。
そして、その秘密は

必ず解き明かすことができます。

アルゲリッチのような音を出したいのならば、そのために

あなたにも出来る「トレーニング
があります。

プレトニョフのような音が出したければ、
誰もが学ばなければならない
意識のテクニック
があります。

ソコロフのような音楽に憧れるのならば、
知らなければいけない
音の聞き方
があります。

美しい音を出すのには、
そのために必要な沢山の知識が本当にたくさんあります。

そして、それを知ることで

体の内側に隠された沢山の”ヒント“と出会うことができます。

そうすれば、

あなたの手からその理想とする「」を紡ぎ出すための道が

確実に開けてきます。

「音」は生まれ持った素質だと言う人がいたとしても、

私は絶対にそうは言いたくありません。

何故なら、打鍵は科学出来るからです。

もしあなたがヴィオラ奏者で、
体が小さいために
理想とする音が出せるサイズの楽器を持てなかったのならば、

これは話はまた変わってくるのでしょう。

しかし、ピアノなら、
あなたの手が例え小さくても、

あなたの理想とする音を出すための方法が必ずあります。

それが、例えふくよかで、大きな体に大きな手を持ったピアニストの出す

極上の1音だったとしてもです。

9度が届かない人がどんなに訓練をしても、10度が届くようになることはまずないと思います。

しかし、1音の美しさにおいて、体や手の大きさが問題になることは絶対にありません。

憧れの曲がたとえ難曲と言われる楽曲であったとしても、
基礎を作り上げていく段階においては、
まず始めに

たった一つの打鍵

が徹底的に分解されて行われるべきです。

そしてそこから、

自分の体に合った正しいテクニックを身につけて欲しいと思います。

基本的な知識やテクニックは、
曖昧であればあるほど、

越えられない壁

は多くなってしまいます。

沢山の学習者たちが

真の創造性

を発揮するためにも、

学び」と「知識

は私たちを常に正しい方向へ後押ししてくれるような

確実なもの

であって欲しいと思うのです。

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