2019年3月18日 / 最終更新日時 : 2019年3月21日 matsuokayuma ピアノについて ピアノの打楽器的性質(3)~音の減衰に立ち向かう~ ピアノの無情な「音の減衰」は、 私たちの心とは裏腹に、物理の法則上どうしても避けることが出来ないものであるとお話しました。 発音したその音を、次の音に向かってクレッシェンドすることは、 肩をすぼめても、顔をくしゃくしゃに […]
2019年3月18日 / 最終更新日時 : 2019年3月21日 matsuokayuma ピアノについて ピアノの打楽器的性格(2)~下部雑音~ このピアノにおける下部雑音は、 純粋な弦の固有振動(音程)とその倍音としての固有振動を持つ弦の振動による、極めて純粋な響きを妨げる要因なのです。 ピアノの打楽器的性格(1)でご紹介した 「下部雑音」を聞き取るための実験で […]
2019年3月18日 / 最終更新日時 : 2019年3月21日 matsuokayuma ピアノについて ピアノの打楽器的性格(1) ピアノは打楽器やグランドピアノの仕組みでお話したように、ピアノは打楽器です。 88もの音程を持ち、音色に無限の可能性を持つピアノ。 ピアノが豊かに歌うのを耳にすれば、 この楽器は、その打楽器的性質を微塵も感じさせることは […]
2019年2月25日 / 最終更新日時 : 2019年4月22日 matsuokayuma ピアノについて 「ピアノ」その進化と改革の歴史 ピアノという楽器の歴史を辿ると、その奏法の歴史が見えてきます。チェンバロ的な奏法にみるような、「連続する打鍵の効率性」に立ち返るような発想と、音色を大切にするために、腕や体の重量使い「重さ」と「深くない打鍵」を効率的に両立させるという発想。。ロシアンメソッドにおける現代のピアノ演奏において、この「ピアノ」という楽器は果たしてどのように理解されているのでしょうか。