連弾のススメ

こんにちは。

松岡音楽教室講師の松岡優明です。

今日は面白い連弾の楽曲を紹介したいと思います。

一台のピアノに二人で座り、一緒に演奏する「連弾」

コンサートのみではなく、友人と、あるいは家族と、隣に座って一緒に演奏するというのはとても楽しいものです。

すこし前にとても面白い連弾の曲を友人に紹介され、昨日はレッスンで初めて取り入れてみました。

こんな曲です↓

ロシア5人組のうちの3人であるボロディン、リムスキー=コルサコフ、キュイ、

そしてそこにリャードフを加えた形で仕上げられた形の合作で、シンプルなチョップスティックスの主題を使った連弾のための作品です。

この音源にはリャードフが作曲したこのシンプルなテーマによる24の変奏曲のみが収録されているのですが、

そのあとに続いて4人がそれぞれに作曲した17の小品が続いていきます。

遊び心から始まったような作品ですが、どれも趣向が凝らされた、聴き応え、弾きごたえある作品ばかりです。

テーマは右に座る人が片手或いは両手でチョップスティックスのテーマを演奏します。

とてもシンプルすぐに弾ける簡単なテーマです。

基本のタッチ(ロシアンメソッドって何?(4) で詳しく紹介しています)を習得するのはかなり根気のいる作業ですが、

その途中でこんな風に楽しいお遊びをはさみ、様々な曲調や伴奏に合わせて、メロディーを弾いてもらうのです。

二人で弾くと、一人では得られなかった豊かな響きに包まれるような感覚になります。

そしてシンプルなテーマが曲調や響きに合わせて色彩豊かに変化することを体験しながら、

こんな風に弾きたい!

こんな音をだしたい!

という想像をどんどん膨らませて欲しいとおもいます。

松岡音楽教室

松岡優明

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