2019年3月12日 / 最終更新日時 : 2019年3月19日 matsuokayuma 出演情報等 打鍵の感覚(2 )~「投げる」動き~ 良い打鍵は「投げる」イメージにも似ています。 例えば、「ボールを投げる」動作を思い浮かべてみてください。 どんなに運動が苦手な人でも、ボールが手から離れた後で、手を硬直させ続ける人はいないと思います。 「投げる」という言 […]
2019年3月12日 / 最終更新日時 : 2019年3月19日 matsuokayuma 出演情報等 打鍵の感覚(1)~鍵盤を「押さない」~ 打鍵をするときに鍵盤を弾くイメージを捨てて、その向こうでハンマーが弦を打つところをイメージしてみることをオススメします。 ピアノは他の楽器に比べ、楽器そのもののメカニズムが複雑です。 そのために、指で弦を直接弾いたり、手 […]
2019年3月12日 / 最終更新日時 : 2019年3月19日 matsuokayuma 出演情報等 音楽とピアニズム(5)~寛大な存在としての音楽~ ピアノ演奏における様々なピアニズムは、音楽を実に色々な角度から、それぞれに見つめています。 それぞれの「ピアニズム」は決して朧気で曖昧なものではなく、確固たる法則に基づいています。 音楽を感覚的に捉えること同時に、楽器や […]
2019年3月12日 / 最終更新日時 : 2019年3月19日 matsuokayuma 出演情報等 音楽とピアニズム(4)~鍵盤に張り付かないことの合理性~ エリックルサージュ氏は、常に音楽が自然に流れることを目指し、 手は決して止まらず常に流動していること、打鍵は鍵盤の近くで始めず空気を含ませるように手の平を開け放ってから打鍵すること、 を常に要求しました。 鍵盤を狙い、ミ […]
2019年3月12日 / 最終更新日時 : 2019年3月19日 matsuokayuma 出演情報等 音楽とピアニズム(3)~ヨーロッパでの生活のなかで~ フライブルク音楽大学で様々な国籍の学生や教授ら、文化や個性、そして音楽と触れ合いながら、 「ピアニズムとは何か」ということについて、ますます深く考えさせられるようになりました。 ヨーロッパでの生活の中で、 ソコロフやプレ […]
2019年3月12日 / 最終更新日時 : 2019年3月19日 matsuokayuma 出演情報等 音楽とピアニズム(2)~ピアニストにとってのピアニズム~ 私が10代の頃に行っていた、トレーニングや、鍵盤上でより俊敏な指捌きを実現するための訓練は、その目的において効果をもたらしてくれるものでした。 2年に渡り、神経、筋力、関節をトレーニングしたことにより、難曲と言われる曲に […]
2019年3月12日 / 最終更新日時 : 2019年3月19日 matsuokayuma 出演情報等 音楽とピアニズム(1)~ピアノの上手さ~ 私は幼少の頃から様々な物事において、決して器用な方ではありませんでした。 曲の進度も遅く、初めてショパンのエチュードを与えてもらったのは高校1年生の終わりの頃でした。 とりわけ、指が回らないことをしばしば指摘されてきたこ […]